芸術の秋

秋といえば芸術の秋

 

 

秋田県立美術館「県民作品展」へ行ってきた。

三年目を迎えた「県民作品展」

7歳から、77歳までの方達が出品をした。

ふるさとと秋田 

『秋田の自然や人々の暮らし』が、テーマとなっている。

 

友達の作品が展示されている。

美術館には、なかなか足を運ぶ機会がない。自分は、どう感じるのかな。と、自分の感覚を知るよい機会と、わくわくしながらの鑑賞。

秋田の素晴らしさが絵画に。

まず、美術館に入って受付を過ぎ、目に入ってきたのは、

緑。自然。やはり、秋田は自然。

飛泉の先へ

描いた場所は、通称マンダの沢にある滝。

写真だと伝わりにくいが、迫力がある。荘厳な滝。流れ落ちる水の音が聞こえてくるよう。マイナスイオンが、絵から出ているのかと思うぐらい、ずっと観ていたい絵画。

達子森  

我がふるさと。懐かしい達子森。

達子森は弁慶が背負ってきたといわれる。平泉で藤原泰衡の裏切りで、義経とともに敗れた弁慶が大きな山を一つ背負って落ちのびてきたが、達子に来てひと休みしているうちに山に根がはえて動かなくなった。弁慶はあわてて太綱をまわして背負おうとしたが、二度と動かすことができなかった。この山がたんぼの真ん中に残って、達子森となった。

達子森を奥に配置し、手前の雲の感じ、稲穂の色もリアルに描かれている。

達子の森の伝説も、小学校の時に聞いたなあ〜と、懐かしい思い出につい浸ってしまった。

鳥海ワシ  

 鳥海山系をテリトリーとするイヌワシが生息する旧八幡町(現酒田市)は、「イヌワシ」を町の鳥として制定すると共に「八幡町イヌワシ保護対策協議会」を設立してイヌワシ保護、普及啓発などの様々な事業を推進し、地元をあげた熱心な保護活動が行われてきました。
 これらは現在、酒田市、山形県、環境省から構成される「猛禽類保護センター活用協議会」に引き継がれています。また、イヌワシは合併後の酒田市の鳥にも制定されています。

人々に大切に、愛されている鳥海ワシ。雪の鳥海山と紅葉で色づいた山々も見事だが、やはり鳥海ワシの目や足や羽の迫力に圧倒される。

冬の帰り道

ある帰り道、ふと空を見上げた時の景色を思い出し、ツーンと澄んだ空気に透き通るような月夜。家々からこぼれる灯りのあたたかさに、ここに暮らす私たちの物語を感じ、ここから始まるおとぎ話しの一幕をイメージしました。

この作者さんの感性に、惹かれてつい写真を撮った。

寒い月夜の、ツーンと澄んだ空気感が伝わってきて、ここから、おとぎ話しが始まるのを想像するだけで、わくわく。

何気ない普段の景色が、メルヘンな幻想的な絵画に。

雪幻郷

不思議の雪幻郷            雪降りしきる時       音は消え         色は失せ     ものはみな眠り    まるで異次元の扉が開くようだ  過去と未来が同時に見えるような場所    懐かしい人がみんなそこにいる   知りたいことがみんなそこにある    不思議な場所

この絵のような感覚は、何か懐かしいような。感じたことがあるような。それで、思わず写真におさめた。

雪が渦をまいている様子。現代の街並みと、昔の風景が混在している不思議だけれど、なんだか懐かしいような。そんな感覚になるこの絵は、惹きつけられる不思議な絵だ。

土崎港山祭り

土崎港曳山祭りは秋田市土崎港に伝わる由緒あるお祭り(土崎神明社例祭)で毎年7月20日~21日の両日に行われます。平成5年に秋田市、平成6年に秋田県の無形民俗文化財として指定され、平成9年には、「土崎神明社祭の曳山行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定されております。
毎年奉納される「曳山(ひきやま)」の台数はその年によって違いますが、最近はおおむね20台前後で秋田三大囃子に数えられる「港ばやし」にのって町中を練り歩く壮大なお祭りです。

大型作品であり、絵にも勢いが感じられるため、迫力がある壮大なスケールで描かれている。写真から、その迫力が伝わらないのが残念。土崎のお祭りの、あの活気が絵からも伝わってくる。

鳥海山

鳥海山は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山。山頂に雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士とも呼ばれ親しまれている。秋田県では秋田富士、山形県では庄内富士とも呼ばれている。古くからの名では鳥見山という。鳥海国定公園に属する。日本百名山・日本百景の一つ。 ウィキペディア

50㎝角の、鏡を4枚使用し、張り合わせた1mの作品。その裏をガラス彫刻の技法で、反転世界を表現。

無機質な鏡が、手を加えることで、温かみのある作品になっていく。個の想いが外へ出すこと(発表すること)で、人に影響を与えていることが、また新たにうみだすチカラとなるのだと、作品づくりの魅力を話してくれた。

無機質なものが、作者の想いによってあたたかいものに。人へ伝わる作品になるなんて、芸術とは本当に奥深い。

あたたかく、懐かしく、物語が想像したくなるような、そんな作品が、ここで紹介された以外にも、数多く出品されていた。

秋田の自然。緑 滝 山 雪 田んぼ 魚 動物たち。

秋田の食べ物。 寒天やきりたんぽ。

お祭りや城跡。伝統工芸品や民話。

描き手の想いやメッセージ性。観た人の感性が研ぎ澄まされるような。絵画、芸術作品には、そんな不思議な力がある。

はじめ、友達の作品を観にいきたいという想いだけで美術館へ行き、撮影は期待していなかったが、撮影可で撮影させてもらった。できることなら秋田を知ってもらいたいと、ブログに載せようと掲載許可も取らせて頂いた。

 

他にも、素晴らしい作品が多く、ここで紹介できなかったものの、この素晴らしい作品展は、これから何年も続いてもらいたいと切望する。

そして、秋田にお越しの際は、ぜひ秋田の良いところをみつけていただきたい。

 

 

 

美の国 秋田ネットに、大賞作品掲載

 

掲載を許可して下さった制作者の方達。秋田市役所の方達。ありがとうございました。